Cygwin installation on Windows (2000, XP) 〜 最新版調査
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2004.02.13 Version
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調査開始
まずは、基本的なリンク情報のチェックから始める。(2003.11.11)
CygwinのHomeと、
redhatのページ
との関係がよく分からない。
ダウンロードは前者から行うことにするが、
本日の段階では、『Latest Cygwin DLL release version is 1.5.5-1』。
setup.exeのヴァージョンは2.416。
プログラムには、
http://sources.redhat.com/cygwin/
のURLが刻印してあるが、これは、CygwinのHomeと
(少なくとも現時点では)同じに見える。
この最新のオリジナル(英語版)のセットアッププログラムsetup.exeは、
日本語Windows環境でも、僕自身前から気になっていて
『真ゼロ円でできるXサーバ[Windows XP編] Cygwin/XFree86最新事情と日本語化』
に指摘されるような、
“ウィンドウ内のメッセージが一部表示されないという問題”は
解決済みのようだ。
そのため、
『Cygwin を使う。』
に整備されている日本語化したセットアッププログラム
(現時点ではひとつヴァージョンが古いが)
は使わなかった。
[2k]Windows2000環境に取り敢えずインストールは出来たけど…
今回は、えらい途中で落ちまくること、落ちまくること。
…落ちる個所以降をskipしたりして、何度か分割してINSTALLをしたと思う。
- .bash_profile
(基本的に書き換えなし)
- .bashrc
(環境変数、エイリアス、プロンプト;前の環境のものなので今後要整備)
- .inputrc
(これには、末尾に例のおまじない3行+α
- set kanji-code sjis
- set input-meta on
- set convert-meta off
- set meta-flag on
- set output-meta on
を付け加えて、日本語をあつかえるようにするもの)
- .exrc
(これはインストール直後には存在しない)
の設定を、以前の版で使っていたものに交換して
取敢えず日本語を扱えるようにしたくらいで作業完了。
まだ
Windows側の環境変数などは弄っていない
ものの、スタートメニューに何らかの登録がなされるようになった
みたい。
(2003.11.12)
[XP](覚悟を決めて)WindowsXP環境に更新インストールを敢行してみる!⇒失敗
パッケージの選択では、基本的にDefaultを選び、これまで全て
ソース付きでインストールしたはずとの記憶を頼りに、
- バージョンの上がっているものはソース付きでインストール、
- Skipのものは、(可能な場合は)ソース付きでInstall、
- Keepのものはそのまま手を加えない
というセッティングルールで実行してみた。
途中、初め選んでいたミラーサーバとの接続に問題が生じたので、
別のミラーサーバを再選択したが、確認の結果
先ほどの選択はほぼ記憶されているようであったので、微小の修正後
そのままダウンロード/インストールを実行した。
途中、Windows2000環境では落ちたような場面も通り抜けて、
ダウンロードはエラーなしで通過はしたが、
それからパタッと止まってしまった。
Windowsタスクマネージャで調べてみると、
100%近くCUPは使用してはいるみたい。
何やってんだか、とイライラしながら20分(体感)ほど待つと、
パタッとCPU使用量が減った。
やっと、Cygwin Setupに動きがあった。
でも、Uninstalling
とかしてるし…。
その後、それ以上に時間が掛かりそうなInstalling
が
開始したけれど、どこまでうまくいくのだろう?と、思っていたら、
案の定、Windows2000環境の時と同様に、
- tetex-bin-2.0.2-2とか、
- tetex-bin-2.0.2-2とか、
- tetex-bin-2.0.2-2とか、
あたりで、ディレクトリがない関係のアラートポップアップが出始めた。
って、tetexばっかりじゃない。今気付いた。
で、一応、やっぱり分割したりしてインストール完了まで
こぎつけた訳ではあるが…、これまで開発していたmakeが
とおらなくなってしまった!(Gtk関係)⇒あちゃー。やっちゃったよ。
(2003.11.29)
[XP]別ディレクトリに新規インストールを試みるも⇒失敗、Sourceは諦める
これまでCygwinのインストールは『…\cygwin\program\』へしていた
が、新規にインストールした方がいいとの解説もあるので、
『…\cygwin\root\』へ新たにインストールを試みた。
しかし!なんと、何度消しても、Uninstall機能をつかっても、
ゾンビのように一部のライブラリが元の『…\cygwin\program\』の
ディレクトリを復活させてよみがえってくる。
仕方なく、ディレクトリ構成は『…\cygwin\program\』に戻した。
で、インストールの時、Setup.exeでミラーsiteへ
接続後、全部を“Install”ステータスの変えて、
その後、手で可能な項目の“Source”へチェックを入れていってから
ダウンロードが始まる訳ですが、
その項目が多すぎて、
- ハードディスクが10GBでも足りなそう
- そもそも、Sourceへチェックを入れている間に接続が切れてしまい、
ダウンロードへ移れない
ということが発覚し、泣く泣く全Sourceインストールは断念し、
今後必要が生じたときにSourceを取得することにした。
おかげで、tetex問題を除いて特に問題もなく、時間もかからず、
無事インストールは完了した。
でも、Gtk環境など、以前入れたものは全滅したので、
一から環境設営のやり直しとなった。
(2003.12.11)
Cygwinインストール解説の書籍が結構出てた
久しぶりにソフトウェア技術書の多い本屋に行ってみると、
Cygwinのインストール解説に特化したような解説書があった。
平積みで目に付いたのを2冊買ってみたが、
これまでWEBで調べたり、自分で試してまとめたりしたような情報が
かかれているようだ(逆に言うとその程度ということ)。
従って、このページでうだうだメモしているよりも、
そのレベルは市販の解説書に任せて、次のステップに行くことにしよう
(でも世間は移り気で、売れないとすぐに入手不可とかになるから
安心してないで自分なりの蓄積は怠れないのだが)。
そうだ、自分がやりたかったことは、ちゃんとしたUnix系の環境
として使えるものを構築したかったのだ。
ということで、先ずは(といっても、究極の難物と思われる)
Geant4のCygwinへの導入
を見ていくことにする。
(2003.12.22)
(一旦)完
(2003.12.22)
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